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3日坊主からの脱却を目標に。また、考えや情報をまとめる能力を培うようにBlog。

箱根駅伝結果 青学優勝 明治は残念!

1月2、3日に行われた箱根駅伝の結果が出ました。結果は以下の通り。

1 青山学院大学 往路1位、復路1位

2 東洋大学 往路4位、復路2位

3 早稲田大学 往路2位、復路9位

4 順天堂大学 往路3位、復路6位

5 神奈川大学 往路6位、復路7位

6 中央学院大学 往路7位、復路8位

7 日本体育大学 往路13位、復路3位

8 法政大学 往路12位、復路5位

9 駒澤大学 往路5位、復路11位

10 東海大学 往路15位、復路4位

以上の大学が来年のシード、及び出雲駅伝参加出場を獲得(出雲駅伝はこれに加えて、前年出雲2位だった山梨学院大学も出場)。予選会からは神奈川、法政が健闘。

11 帝京大学 往路11位、復路12位

12 創価大学 往路9位、復路13位

13 大東文化大学 往路18位、復路10位

14 拓殖大学 往路14位、復路15位

15 上武大学 往路8位、復路17位

16 国学院大学 往路19位、復路14位

17 山梨学院大学 往路16位、復路18位

18 明治大学 往路17位、復路16位

19 日本大学 往路10位、復路19位

OP 関東学生連合

20 国士舘大学 往路20位、復路20位

帝京、山学がシード落ち。山学、明治は同タイムでしたが、規定により個人での最高区間順位の高い山学が17位、低い明治が18位となりました。明治、国士舘は全員区間二桁でした。

 

全体を見てみると、往路をいい流れで来たところはシードを取り、復路でも好走しています。近年は往路の結果が大きく大会を決定づけ、復路は多少の影響といった感じでしょうか。それでも、法政、日体、東海が往路11位以下から復路でシード入りしています。

 

気になった大学は以下の3校です。

東海大学

往路に一年生が4人というフレッシュなオーダー……でしたが、上手く波に乗ることができませんでした。1区鬼塚が区間2位の好走でしたが、それ以降は区間二桁で往路15位となっていまいました。正直わたしはシードは微妙だと考えていましたが、復路で上級生が頑張ってくれましたね。全員区間一桁、7区石橋は区間賞獲得という活躍で11位と3分差をつけての10位。来年以降も力のある学生が入学してくるので、下級生が悔しさを力に変えて頑張っていけば、優勝候補にも挙がりそうです。

 

山梨学院大学

アクシデント発生の方でしたね。インフルエンザが蔓延してしまったそうです。3区永戸、5区上田しか区間1桁がいないというのは、山学の力から行くと考えられません。佐藤・河村・市谷が欠場して、ニャイロは右足首が不調。主力がこれだけアクシデントに見舞われてはもう打つ手がなかった。

そしてシード落ちによって、山梨学院は来年度かなり厳しい日程となってしまいました。出雲、箱根予選会、全日本と短い間に重要な大会が続きます。どこか(おそらく出雲?)で、主力以外を使っていかなければなくなりそうです。逆に上手くこれらを乗り越えられれば、来年の箱根では面白い存在になりそうです。

 

明治大学

悔しいです。全日本から立て直すことはできませんでした。むしろ全日本で好走した中島、射場が故障でオーダーを7区間いじらなければならなくなってしまったそうです。

ただ、それを考慮しても7区磯口の10位が区間順位で最高というのは言い訳できないでしょう。1区2区で完全に遅れてしまったことで、他の選手も力を発揮しきれなかった。本来は1区中島、3区阿部、4区末次、復路に三輪、9区に射場、8か10に吉田だったらしいのでかなりいじっていますが、それでも実力のある選手はいたはず。特に上級生に言えることですが、昨年横手(現富士通)のいった言葉のとおり、意識が低かったのでは。昨年の4年生のような熱意があまり感じられない走りでした。その点では、東海とは真逆の印象を持ちました。

下級生はこれからどのようにやってくのかをよく考えなければ、負のスパイラルが止まらないでしょう。スカウトを考えたら上位に来ていないのがおかしい大学です。悔しさを力に変えてほしいですね。

 

色々書きましたが、とりあえず選手にはお疲れさまとありがとうの気持ちです。青学が3冠、3連覇を達成して黄金時代突入といったところでしょうか。今年は青学にストップをかける大学は出てくるのでしょうか。楽しみにまた来年の箱根を待ちたいと思います。